経済と糖尿病経済
糖尿病患者の増加が止まらない。
安くて、味のある炭酸飲料を鼻から嫌う人はいない。
本能に訴えるからだろう。
米も小麦もしかり。
炭水化物の普遍的栄養価値があるからである。
貧しいから糖質で満たすのだと言うのが、もっともな説明である。
が、本能が求める以上、理性を超えて求めてしまうのだ。
その商売に制限をかけることは許されるのだろうか?
健康を害するものが、公然と売られている。タバコしかり。
糖尿病に至るのは、このような甘さにあることは間違いない。
商売の流れさえつくれば後は自動的にながれるのだ。
しかし、糖尿病患者は大変な問題を抱えるのだ。合併症がでれば、医療費が半端なくかかる。それが社会全体を蝕むのだ。
甘い商売で私服を肥やした先にまっているのは客がいなくなる世界。
AIに本能を教えることは出来ない。
血糖値をリアルタイムで測る機械が売り出され、長年糖尿病合併症者が増加していた北米が、ストップ した。
個々人の経済をリアルタイムで測る機械があれば、本能とのバランスを取ろうとすることになるのだろうか。